振興公社の田植えに出動しました。なんでこんなに早いのかというと、「きぬむすめ」「ツヤキラリ」というちょっと早い品種の田植えが始まっているからです。「ヒノヒカリ」が高温に弱く、その代替品種として期待されているお米です。

いつもよりあんまり早いもんだから、出社しながら自分がどこに向かっているのかわからなくなってしまい、わたなべ生鮮館に入ろうとしてしまう始末。

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「きぬむすめ」の田んぼ7枚40アールは、まあなんとかクボタ田植え機の操作を思い出し(というか体が覚えていたので)、無事、でもないけどどうにか終わり。

次の「ツヤキラリ」の田んぼへ移動して、道から田んぼへ入るべく右ハンドルを切ったところで事件は起こりました。

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田植え機にガクンと衝撃が走って、車体が大きく右に傾いてバランスが取れなくなりました。すわ、脱輪横転か!とびっくりして、ステップから脱出しました。

幸いにも横転はせず、私自身にもけがは無かったのですが、脱輪はしていないようだし、何が起こったのかさっぱりわからず、情報を集めるために田植え機の右後方を観察したところ、なんと!

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右後輪が六角シャフトから完全に外れているじゃないですか。

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左後輪も、今にもはずれそうになっています。

つまり、シャフトと車輪を動かないように固定しているピン(またはボルト?)が何かの事情で無くなってしまい、車輪が外側にずれていって、最終的にはずれてしまった。と、状況証拠は物語ります。

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こんなの、もし右折中に起こっていたら、本当に横転していたかもしれません。私はどうなっていたか。

田植え作業はたちまち立ち往生。振興公社の首脳を二人呼んでいろいろ救出作戦を試みたのですがどうにもならず、結局クボタはこんな忙しい時でも土日完全休みで当てにならないのでヤンマーに電話して技術者二人に来てもらい、大型のジャッキで車体を持ち上げ、シャフトに車輪を差し込んで仮止めし、自走できるようになった田植え機を回送車に積んで、振興公社まで帰りました。

それでも、路上走行中でまだよかった。田んぼの真ん中だったらいったいどうやって救出するのか。

この田植え機は、あらかじめお金をかけてしっかりと点検整備をしたという話だったので安心していたのですが、まさかこんなことになろうとは。

ヤンマー氏の推定によると、稼働時間807時間の老体なので、六角シャフトと車輪の間に遊びができていて、振動を受け続けたピン(ボルト)が耐え切れず破断してしまったのではないかとのこと。普通なら、この部分は二重三重の外れ防止策を施すのだけれど、この車体は1本のピンにすべての命運を託している。

初日からA級の事件は起こりました。先が思いやられます。

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