
時々どこかのスーパーに現れるマルシンフーズの「マルシンハンバーグ」。1962年発売。私と同い年です。
イメージキャラクターの「みみちゃん」は、豚と魚のイメージをあしらったものだとか。
私の中で「ハンバーグ」といえば、これなんですよ。これと「イシイのハンバーグ」(そうそう、中田カフスボタンがCMやってた)。子供の頃、ハンバーグはおろか肉なんてものにあんまり縁が無い時代に突然こいつらは現れて、とりこにされました。当時で¥20とか¥30とかだったのかな?あんまりおいしいので、小遣いはたいて入江百貨店でマルシンハンバーグを買い、外でそのまま食べたらおいしくなくて、そこの田んぼに捨てました。ごめんなさい。
あれから時代は流れて、洋食の代表格へと昇りつめた「ハンバーグ」。きれいな装飾をあしらった洋食店で、腕自慢の洋食シェフが技を競います。でも私は、外食のハンバーグ定食にどうしても思い入れが持てなくて、味覚中枢のハンバーグ野は小学生の頃のマルシンハンバーグから進化しないままでいます。

すっかり忘れていて、冷蔵庫の中で期限切れしていたので焼きました。同じ時代を担った「ベビーハム」も従えて。
今のマルシンハンバーグは、昔より塗り付けてある白い油が少ないです。化学調味料は多いのかなと思いますが、あの頃の味です。
さだまさしが歌ったように、時には思い出行きのガイドブックに任せあの頃という名の駅で降りて昔通りを歩いてみました。
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