元気を出してがんばるために、「台湾料理 あじ仙」平井店。youtubeの密着動画があまりにもおいしそうで、万難を排し初めての参上です。
オープン前に着いて一番乗りしたわけですが、フラットな心でメニューを眺め、悩む悩む悩む。ようやく決心がついてホール担当のお姉さんを呼んだ時には、我々に続いて入ったお客さんが、すでに食べ始めておられました。
ホイコーロー(税込¥935)+ライス中(税込¥242)。
力が欲しい体に覚醒の一撃をくらわす、ニンニクがこれでもかと効いた熱々具だくさんの回鍋肉。ご飯がまた硬めで旨いもんだから、いくらでも胃袋に入っていきます。大盛り2杯でもOKです。
この豚肉のジュワッと加減は、すべての回鍋肉を超えました。
チャーハン大盛り(税込¥880)。
これもニンニクが効いているのでしょうか。舌のニンニク受容体がキャパを超えてわからなくなりました。ご飯の硬め感・粒々感が印象的で、そのすべてにタレが回って、高温で香ばしく叩き炒められています。これも大盛り2杯望むところです。
とにかく、仕事が早い。
お連れ様とそれぞれ交換していただきながら、みるみる体が元気になり、楽しさが倍増していくのが実感されました。この店に来るために、今日という日は訪れた。
レジで看板娘のお姉さんに、「参りました。」と頭を下げ、店を出ました。
ここからはくだらない余談ですので、読む価値ありません。
youtubeの密着動画によると、ここの店長はアルバイトからそのまま入社した人だそうで、水が合ったのでしょうか。この忙しいお店を切り盛りしお客さんの期待に応えきるのですから、それだけの才があったのでしょう。天から降ってきた運命を信じてみる生き方、そういうの好きです。
わたくしが6年半行った大学の終わりがけ、名古屋市長選のアルバイトがあって参加したら、そのまま社会党愛知県本部でアルバイトすることになり、そうこうするうちに、卒業したらうちで働かないかとオファーをいただくようになりました。まあ、他にやりたい仕事があるわけじゃなく、他とちょっと違うこの仕事、おもしろそうだからやってみようかなと思うようになりました。
でも、結果的にはお断りしました。おのれの政治信条が大事になってくる仕事です。その部分で疑問を持つようになったら、とてもつらいことになるのではないか。だったら、社会党員で社会党がもっと好きな若者こそが、この仕事は就くべきなのではないかと思ったことがその理由です。
あの時、社会党に就職していたらどうなっていたんでしょうか。今頃、立憲民主党の県議会議員か衆議院議員?ありえんわ!そんなこと。基本的にノンポリで頭が悪いので、絶対無理だったと思います。何を血迷ったのか、行かなくてよかった。
わたくしの場合は、就職しなくて正解。あじ仙店長の場合は、就職して正解。年を取ってきて、あの時ああしていたらどうなっていただろうなんて無意味な空想をすることなどほとんど無くなったわけですが、ふと昔の風に吹かれて、店長氏の仕事ぶりを眺めてみたいという思いに背中を押されて、今日はあじ仙に来たというのもあったのかもしれません。
マジでおいしかったので、またおじゃまします。
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