
撃沈のクリスマス期の夜を潤す「かつ庵」。
タッチパネルに設定が無いので、アルバイトらしきお兄さんに「かつ丼を麦ごはんでできますか?」と尋ねると、「いやあ、それはちょっと・・。」とのご返事。
「いや、前してもらったよ。」と畳みかけると、
「ちょっと待ってください。」と厨房へ。
・・・
「できるみたいです。」
「どうやって注文したらいい?」
「タッチパネル送信の後、口頭でお伝えください。」
「了解。」
かくして注文は成りました。
話は変わりますが、果て無き未来の話と思っていた3G携帯の終了が間近に迫りまして、母の携帯を機種変更する必要に迫られました。ドコモに尋ねると、「通常の4G携帯が2万円代、らくらくホンが5万円代」とのこと。妻が奔走してくれて4G携帯に機種変更したところ、母は「使えんわあ。」と難色を示しました。いろいろ策を講じてもダメで、妻がまた奔走して「らくらくホン」への再変更の日程を組みました。
母が情けない顔してやってきたから、私は言いました。「絶対できる。大丈夫じゃ。私のお母さんなんだからできるはずじゃ(根拠が薄い)。がんばろう。」
かくして、4G携帯で頑張ってみることになり、家族で特訓してなんとか電話帳の呼び出しはできるようになりました。また忘れてもまた頑張って思い出す。そうしないと「私はできない」が縮小再生産されてしまう。
まず「できない」というスタンスには立たない。すべての可能性を潰してしまう。

というわけで、「ロースかつ丼麦ごはん仕様(¥550)」+「彩りキャベツ(¥90)」。税込¥640でいただける今夜の温もり。

硬めに炊かれた麦ごはんとかつとじが最強のタッグを組む。カツもカットしてあって食べやすい。「できる」というスタンスに立てば、次の案も浮かんでくる。
大丈夫だ。私にもできるはずだ。何とかなる。
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