
早朝、2回めの代かき。昨日の写真とどう違うのか。
すったもんだありまして。あんまり早くからトラクター動かすとうるさいでしょうから、「みなさん、ごめんなさーい。」と頭下げながら6時過ぎから始めました。8:30には終わって、9時には公社に出勤できるだろうと踏んでいました。
しかし、厄災の悪魔が頭上でニヤニヤ笑っていて、昨日一度代かきをして土が水中に沈んでいるものだから、今どこを通ったのかさっぱりわからず、自然二重にかぶせてトラクターを走らせることになり、時間がかかって仕方ありません。しかもですよ。尾輪をつけたまま代かきしていたら、この前交換した方じゃない古い尾輪が破裂しまして、走行不能になってしまいました。

壊れた尾輪は外しましたが、片方だけでは斜めになってしまいます。両方はずしたら、深さ調節の仕方がわかりません。おぢさんに教えてもらった取説読んでもさっぱりわからず、途方に暮れました。時間だけが過ぎました。
しかし、悪いことばかりではない。頭上では幸運の女神が厄災の悪魔を蹴飛ばして追い払い、ニコニコ笑いました。突然、近所の米農家のヨシツグ君が奇跡みたいに現れて、いろいろ教えてくれました。
ロータリーを力いっぱい下げるから、尾輪に負荷がかかってそういうことになる。代かきは尾輪をはずしてやる。ロータリーの上下コントロールレバーを一番下まで下げず、ちょうどよい高さのところで止めて固定する。あとは、フィンガーレバーで上下するだけ。自動水平ボタンを押しておけば、もう問題無し。
なるほど。言われてみれば、そこら辺のカエルでもわかりそうな話じゃないか。自我流素人トラクター乗りにも困ったもんです。でも、じゃあなんで尾輪があるのか。高さ調整に使わないなら要らないじゃないか。まあいっか、そんなこと。あとで。
よしつぐ君と幸運の女神にお礼を言って、あとは一目散。トラクターを快走させて、代かきを終わらせたのが9:20。迎えに来た公社の軽トラに飛び乗って、日中は17:00まで田植え(何だか知らないけど、どしゃ降りになってパンツまでビショビショになったぞ)。帰ってからは、やたら田んぼのコーナーに盛り上がっている泥土を、鋤簾でせっせと低いところへ移動。
明日は、早朝この田んぼの田植えをしてから出勤です。






