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表町は「めんどころ誠悠堂」。

昨年のGWに訪れた時は大行列でびっくりしたのですが、あとで聞くとOHK「金ばく!」に出た直後ということで、あれから10か月、今は落ちついていました。

とにかく「こんな旨いラーメンがあるのか」と思い暮らした10か月でありまして、コロナ禍が少々沈静化しているこの間隙を縫って、再訪したという次第です。

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麺は全粒粉ブレンド。このことが誠悠堂がこの世に生まれた最大の意味づけとなっています。

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ラーメンメニュー。

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サイドメニュー。

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生粋の醤油派として、迷わず「醤油そば大盛り」。税込¥1030。

前回痛恨のミスを犯して大盛りにせず、あとで慌てて替え玉をお願いしたら断られたので、今回は満を持して大盛りで。

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このうっとりするようなエッジ感と、全粒粉らしい風味と色合いの麺を見よ。

繊細でどこか今にも壊れそうな脆さを持ちながら、しっかりしたコシがあって崩れない。

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鶏系のスープは、たぶん無添加出汁でしょう、雑味無くこの麺をアシストする。あっさりでもなければくどくもない。食べる者の、その時の交感神経と副交感神経の在り方によって姿を変え、変幻自在にライフステージに寄り添う。

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礼法「全部飲み干しの儀」。堪能いたしました。

しかし、全粒粉麺の特徴として、最後の方はちょっとのびて陳腐化し、ラーメンを食べるという一連の動作の中の重要ポイントである退店時の後味という点で課題を残しました。

このラーメンを生んだ責任として、顧客の最大満足のために、「替え玉」のメニュー化を実現すべきではないでしょうか、大将。

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