真昼間、降り注ぐ猛暑の矢玉を避け、イズミゆめタウン平島内「幸や」。オーソドックスな装いの衣の下に、妥協を許さない鎧をチラ見させているようなお店。
この¥1000というなかなかよい値をつける冷やし中華は本気なのか片手間なのか、それを探りに来ました。
これぞ、「冷やし中華」。覆い尽くすたっぷりの具の隙間からチラ見させている麺の特異さにお気づきか。
極細麺です。富士麺の、たぶん26番か28番ぐらいのレベルか。ラーメンが22番ぐらいだったと思うので、その格差に目を見張ります。麺硬めにて。
わたくしの認識では、ラーメンがどちらかというと細麺で、冷やし中華になると少々太麺側に振れるお店の方が一般的のような気がしますが、その真逆を行く。正々堂々と真面目に生きるけれど、どこか人と同じではいられない自分独自の生き様を見つけたいと願う変異種の真骨頂。
スープは無添加でしょう。甘さもあるけれど、その甘さを封じ込めるようなさわやかな酸味が快い。
礼法「全部飲み干しの儀」。
勝海舟は、坂本龍馬に天下を動かすだけの資質を見たのでした。
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麺の番手までご存じとは・・。
もしかしてラーメン学会の会員さまでしょうか？