
ここに。父所有の古い車があります。ホンダアクティバン。2012年登録。走行距離62000km。1月30日の車検期限が近づいています。
父も母ももう車には乗れないし、私もこの車まで維持していく余裕は無いので、アクティの廃車になる運命は刻々と迫っていました。しかし、ただ廃車に出すだけでは廃車料金を取られるのみ。ならば、ダメもとで車を売ってみよう。自らデスノートに己の名前を書くことでキラを倒したエルは、残された23日間の命を使って難敵に挑みました。
しかし、そもそもどこに査定依頼したらいいのかさっぱりわかりません。インターネットにつなぎ、思いつく有名どころの中から、佐藤隆太のイメージにほだされて、ビッグモーターのサイトを開きました。完全にイメージ戦略の餌食になっている。
無料査定依頼の必須項目を入力し、送信を押したら、なんとびっくり仰天なことに1秒も開けず電話がかかってきました。オペレーターのお姉さんは、無料出張査定の日取りを決めましょうとおっしゃる。自動で概算が出るんじゃなかったのか。面食らってしまい、心の準備も出来ていなかったエルは、のらりくらりとかわしていたのですが、結局お姉さんの押しの強さに負けてしまい、出張査定をお願いすることになりました。この業界の買取競争は激しいんだなと思いました。
なんと、ビッグモーター十日市店の買取担当のお兄さんは、即日来てくれました。
しかし、ここで天才エルにしては何ともお粗末な痛恨のミスが発覚。車検証の見る箇所を間違っていて、初年度登録は2012年ではなく2007年。15年落ちです。しかも、ドアのヒンジが修理した形跡があるので事故歴があるのではないかということ。こんなの査定ゼロに決まっています。
わざわざ来てもらったことが申し訳なくて、ひたすら謝ったのですが、そこは買取に出た以上タダでは帰れない百戦錬磨の買取人。にっこり笑って「査定ゼロ」を言ってきた本部と交渉し、ちょっとだけですが査定を付けてくれました。ちょっとだけにしても、廃車代マイナスからの浮上ですから大変ありがたいことです。
残り少ない人生、たとえダメモトであっても目の前のミッションに挑み、幸運を手繰り寄せなければならないのだと、エルは2022年に向かう決意を新たにしました。
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