新型コロナの渡来を機に外食から遠ざかっておりまして、とりわけ第2波以降はテイクアウトに全面転換しております。その余波で、特にテイクアウトが難しい麺類のお店などを中心に、いつもお世話になっているのに顔を出せていないお店が多数。

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杉うどんもそのひとつ。わたくしは、うどんはテイクアウトしません。麺が劣化するからです。タピオカなど混ぜている麺はどうか知りませんが、杉うどんのような生粋混ざりっ気無しの麺は、お店で最高の状態でいただくのが礼儀と考えるからです。

しかし、杉うどんに関しては、ある秘策を胸に秘めていました。あんまり長く秘めていたので胸が痛くなっておりましたが、今日ペナントレース終盤、戦況の膠着を打開するようにその秘策を実行に移しました。

久しぶりに会う女性店長と男性料理長に、ご無沙汰を詫びました。「いえいえ、そんな。」とありがたいお言葉。

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杉うどんのいなり寿司テイクアウト。ドドーンと20個。税込¥2000。

もちろん、前日に電話で予約してあります。今朝、いなり寿司を仕込みながら、店長が「ん?吉田?」と気づいてくれたようでした。

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2年以上ぶり。待望の品。甘いだけのいなり寿司へのアンチテーゼ。甘味もしっかりあるけど、酢の爽やかな余韻が快い。杉のいなりは、シャリがジュワっと来るんですよ。ジュワっと。(もう少し上手に食レポしろよ。)

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大切に抱きかかえるように持ち帰ったら、妻が用意してくれてあった焼き茄子とポテサラ、汁。大ご馳走のオンパレード。

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わたくしは、どうしても蕎麦が食べたくなって、帰りにわたなべ生鮮館に立ち寄り、いつもの姫太郎五割そば。今日は、いなり寿司が主役。もちろん。

この起死回生の秘策で、こんなに投打がかみ合うなら、もっと大胆采配して40個にしときゃよかったな。

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