
今年は、「つけそば 立身」にて。
昼は蕎麦、夜は寿司というスタイルのお店です。イチゴはとても少ないので午前中早々に自由になり、昼飯に伺うことができました。3年ぶりです。

メニューが変わっていました。
以前は、単品メニューが充実し選択の自由度が高かったのに、1年ぐらい前からとのこと、天ぷらなどを合わせた高額なセットメニューばかりになっていました。
正直なところ、わたくしはそういう気位の高い押し付けは好きではないので、少々憤慨感を覚えつつ最もリーズナブルな「桜(天せいろ)」を注文しました。¥1750(税別)。
しかし、その「憤慨感」は、最終的に完全に転覆させられることになります。

「桜」。
蕎麦は「せいろ」が基本ですが、「ぶっかけ」や「かけそば」に変更することができます。わたくしは「ざる」よりも「ぶっかけ」派なので、「ぶっかけ」を選択。「ぶっかけ」への変更は、追加料金ゼロ、「かけそば」への変更は、追加¥300です。
麺の量は、半分増量してもらって、追加料金¥200でした。

驚きました。
しっかりと硬めに茹で上げられた至高の麺。
カラっと揚げられた天ぷらは、肉太ぷりぷりの天然海老が2尾鎮座。
食べるたびに、店主殿が己の料理に込める思いが伝わってくるようで、先ほどの憤慨感は微塵も吹き飛んでしまいました。有無を言わせない旨さがありました。

「甘味」がまた、蕎麦のあとにぴったりの、あっさりして後口の良い逸品。センスの良さを感じます。
<「立身」のメニューから「カレーつけそば」が無くなった理由>
わたくしの中の最高のご馳走の一つは、ここの「カレーつけそば2枚盛り」だと常に思っておりました。
これです。

2016年4月29日撮影
でも今は、メニューから外れています。その理由をお尋ねしました。
すなわち。
カレーつけつゆに使っていた鶏肉が、九州で人間が食べる物と同レベルの餌で育てた最高のものですが、生産者の都合で供給量が減り入手できなくなったから。他の鶏肉や魚介で代用しようとしても、どうしても納得のいくつけつゆになりません。だから今は、しばらくお休みしています。
とのことでした。
なんというこだわり。こだわりの塊。
このお店の料理がとても旨く、決してリーズナブルではないわけが、外から見た勝手な空想の域を超えて、迫ってきました。
なんとか金策して、また訪れたいお店です。「カレーつけそば」の復活を期します。

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