「とりそば」「とり姫」と攻略した我々が次に立ち向かったのは、新参でありながら岡山屈指の実力店と評判の高い「麺酒 一照庵」でした。

そう、あのタイガーマスクが、「虎の穴」最後の刺客「ミラクル3」のうち2人を倒し、ついに最後で最強の敵「タイガー・ザ・グレート」との決戦に挑んだように。

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一照庵。もともとお客さんの絶えないお店ですが、先週のRSK「VOICE愛」への出演以降、さらにお客さん増えたようです。しばらく待って入店。

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これが基本メニュー。

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女王様は、「鶏中華そば クラム」のハーフサイズ。鶏スープにハマグリ、アサリ、シジミの出汁をブレンドし、ホタテ油で仕上げたもの。「VOICE愛」で紹介された、12日発売の新作です。

少しスープをいただきましたが、えーっと鶏はどこにおるん?と思うぐらいの貝の効かせ方で、貝好きにはたまらんでしょうね、これは。

女王様、今回の紀行前は、「ラーメンばかり食べられないから、2軒目からはサイドメニューにする」とおっしゃっていたのに、結局全店ラーメンになりました。すべてハーフサイズにするという秘策に出たようですが、それでも相当頑丈な胃袋をお持ちと見ました。

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おかしらは、「鶏中華そば 塩」のチャーシュー抜き。そして油抜き。

ここの塩ラーメンについて、おかしらの評価が非常に高いのですが、油の強さが気になっておりまして、今日は念願かなって「油抜き」を申し入れ、実現しました。

しかし、想定していたものとは違うものになったらしく、やはり油という調味材料がラーメンの完成度に与える優れた影響について見直す契機になりました。

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わたくしは「炙りねぎのあえそば」。これも「VOICE愛」で紹介されたものですが、新作ではないそうです。

これがどうしても食べたくて、ここに来ました。

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おかしらのチャーシューと卵が回ってきたので、当初はこんなビジュアルでした。

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しっかりと混ぜ合わせていただきます。

しかし、もう少しきりっとした醤油を期待していたのに比べて、仕上がりが少々甘くボヤっとしていたので、これはなんとかして最高の形に持っていかねばならない。考えた末、卓上にあった酢とラー油を投入。

そうしたところ、完全蘇生。酢の力はすごいものでして、まったく別物のすっきりしたまぜそばが出来上がりました。

すげえ、うまい。

ここの大将、時々TVに出るのでお顔をご存知の方も多いのではないかと思います。個人経営のラーメン店主は、ほとんどの場合ちょっと一筋縄ではいかない個性派だと承知しておりますが(農業の場合も相当なものと思いますが)、一照庵の大将はそういう意味ではすごく異色で、柔和な笑顔でコミュニケーション能力も高く、研究熱心で敵を作らず気配りもきくという、失礼を承知で言えば、とてもまともな方です。

たくさんのお客さんの洪水に浮かぶ泡沫みたいなわたくしのことなど覚えているはずないと思っていたら、最初に訪れた日のことをちゃんと覚えておられて、「このシチュエーションで忘れるわけないでしょう。女の子の接客をほめてくださいましたよね。」とおっしゃるからびっくり仰天。

偉大だな。さすが、タイガー・ザ・グレート。

まだ2軒ぐらい行けそうでしたが、女王様がお帰りになる時間が来たので、今日は打ち止め。また会いましょう。


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