ぼくは農民なので、たいていの場合圃場か家にいます。食事も家で取ることが多いです。最近は、一人の食事の時でも、ふらふら出歩いたりせず家にあるもので済ませ、外食する時は家族で、たまにおかしらと、みたいな感じになってます。
♪ 子どもの頃たまに家族で外食(浜田雅功と槇原敬之「チキンライス」)
家族3人で外食時間をもっとも有意義に過ごすにはどうしたらいいか、という目線でお店選びをしてみる。妻子は少食で、よほど元気な時以外は重いものを避ける傾向にあるので、それぞれが定食を頼んだり、フルの料理皿をいくつも頼んだりすると、結局食べ残しが出てしまい、それらが全部ぼくのところに来てぼくの血糖値を上げることになる。かといって、我慢したりするのは楽しくないので、好きなものを思う存分食べてほしい。
この悩ましい局面を打開する起死回生の方途は何か。それは、手作りの一品料理小鉢が充実したご飯屋さんなのではないか。
そういう問題意識で街のお店を概観し、徹底的に調査を入れて、ついに見つけました。

「磯の子」です。

壁に張り出されている日替わりメニュー。午後7時頃の入店ですが、すでに売り切れのメニューが多くあり、昼と夜で多くのお客さんが訪れたことを物語ります。
ぜひ「きんぴられんこん」が欲しかったのですが、無念にも売り切れでした。

店内は真新しく、清潔感のある内装です。料理は、注文ごとに厨房で盛り付けて運んできてくれます。
お客さんは、サラリーマン男性だったり、一人の女性だったり、テイクアウトする若者やお母さん風情の人だったり。健康のために食事に気をつけなきゃねという思いが透けて見えるようでした。
さて、我々が注文したものは。

「鶏の甘酢かけ」。これを2つ。

「塩サバ」と「ご飯」。
塩サバはメニューに無いけど、何だか知らないけど出てきました。ご飯は2つ。

「ポテトサラダ」2つと、「なすとトマトの炒め煮」、「ズッキーニとパプリカの炒め」。
これで我々3人にはちょうどよい量で、十分満足できました。おいしかった。味は少し濃い目。たぶん、すべて手作りだと思います。化学調味料の嫌味はありませんでした。
いいお店を見つけました。また絶対来るし、微力ながら応援したいと思います。「応援」なんて、おこがましいか。
ただ、かなり心配。今日も、情報によれば女性二人で切り盛りしているはずなのに、スタッフたった一人ですべての仕事をやりこなしておられたし。
ぼくの乏しい過去の見聞からしても、こういう手作りを貫きながらリーズナブルな価格設定で、お客さんの健康と日常に寄り添おうとする志のあるお店は、長く続かないんです。スタッフの方の無理が重なって、どこかで体壊されたりとか、途切れてしまうことがあるんです。
そうならなければいいが。もろ手を挙げて喜べない気持ちで、お店を出ました。
♪ そうなってしまってから 君がとても心配だ(吉田拓郎「話してはいけない」)

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♪ 子どもの頃たまに家族で外食(浜田雅功と槇原敬之「チキンライス」)
家族3人で外食時間をもっとも有意義に過ごすにはどうしたらいいか、という目線でお店選びをしてみる。妻子は少食で、よほど元気な時以外は重いものを避ける傾向にあるので、それぞれが定食を頼んだり、フルの料理皿をいくつも頼んだりすると、結局食べ残しが出てしまい、それらが全部ぼくのところに来てぼくの血糖値を上げることになる。かといって、我慢したりするのは楽しくないので、好きなものを思う存分食べてほしい。
この悩ましい局面を打開する起死回生の方途は何か。それは、手作りの一品料理小鉢が充実したご飯屋さんなのではないか。
そういう問題意識で街のお店を概観し、徹底的に調査を入れて、ついに見つけました。

「磯の子」です。

壁に張り出されている日替わりメニュー。午後7時頃の入店ですが、すでに売り切れのメニューが多くあり、昼と夜で多くのお客さんが訪れたことを物語ります。
ぜひ「きんぴられんこん」が欲しかったのですが、無念にも売り切れでした。

店内は真新しく、清潔感のある内装です。料理は、注文ごとに厨房で盛り付けて運んできてくれます。
お客さんは、サラリーマン男性だったり、一人の女性だったり、テイクアウトする若者やお母さん風情の人だったり。健康のために食事に気をつけなきゃねという思いが透けて見えるようでした。
さて、我々が注文したものは。

「鶏の甘酢かけ」。これを2つ。

「塩サバ」と「ご飯」。
塩サバはメニューに無いけど、何だか知らないけど出てきました。ご飯は2つ。

「ポテトサラダ」2つと、「なすとトマトの炒め煮」、「ズッキーニとパプリカの炒め」。
これで我々3人にはちょうどよい量で、十分満足できました。おいしかった。味は少し濃い目。たぶん、すべて手作りだと思います。化学調味料の嫌味はありませんでした。
いいお店を見つけました。また絶対来るし、微力ながら応援したいと思います。「応援」なんて、おこがましいか。
ただ、かなり心配。今日も、情報によれば女性二人で切り盛りしているはずなのに、スタッフたった一人ですべての仕事をやりこなしておられたし。
ぼくの乏しい過去の見聞からしても、こういう手作りを貫きながらリーズナブルな価格設定で、お客さんの健康と日常に寄り添おうとする志のあるお店は、長く続かないんです。スタッフの方の無理が重なって、どこかで体壊されたりとか、途切れてしまうことがあるんです。
そうならなければいいが。もろ手を挙げて喜べない気持ちで、お店を出ました。
♪ そうなってしまってから 君がとても心配だ(吉田拓郎「話してはいけない」)

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