ある重大な任務を帯びて、兵庫県加古川市まで軽トラを走らせました。

せっかくだから、途中姫路のくだんのラーメン屋に寄るぞとアドバルーンを上げてみたのですが、さすがに播磨となると誰もついてくるものはおらず、ひとりの播磨行となりました。

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あこがれてやまない播磨有数の実力店「玉姫ラーメン」。

何年振りでしょうか。いつもアヒルを兵庫県養父市へ運んだ帰りに立ち寄るのが慣例だったのに、最近はお店が休みのことが多く、ずいぶんご無沙汰になってました。ご家族のみななさんお元気なのか心配しておりましたが、今日はお顔が拝見できて安心しました。

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中華そば。あっさりこってりは、「あっさり」で。

これこれ、この香りです。求めていたのは。

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麺硬めにて。

13;30にぼくが入店した途端、満席だったお客さんがぞろぞろと出ていき、カウンターにはぼく一人になってしまいました。久しぶりに大将とゆっくり話せました。

「最近血糖値が高くて、こういう糖質はたくさん食べちゃいけないんですよ。でも、せっかくここまできてやっと食べられるこの旨いラーメン。食べないわけにはいかないでしょう。替え玉ひとつ!」

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というわけで、替え玉。

明日検査です。大丈夫か。

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うまい。くどいようですが、うまい。

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礼法「全部飲み干しの儀」。

ぼくが食べている間にも、お客さん続々とやってきます。姫路で長年にわたって愛されているお店。あとから来たとなりのおじさん二人も、「こってり」スープをきれいさっぱり飲み干しておられました。

どうしても書かずにはおられない感動の出来事。厨房では十代の女の子が見事な手さばきでラーメンを作り、カウンター越しに配膳しておられました。まじめに取り組む無垢な目がまぶしい。ぼくが初めてこのお店を訪れた時、奥さんの背中に負ぶわれていた赤ちゃん。


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