今日は、イチゴの2番果房の検鏡を、自力でやってみました。

2番果房の検鏡は、次のような手順で行います。

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定植の時に、このように検鏡用の苗を別枠で植えてあります。これを、掘り取ります。

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掘り取りました。

次に、クラウン部分だけを切り取ります。

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切り取りました。

次に、中心の未展開葉だけ残して、葉っぱを摘除します。

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摘除しました。

もう1枚、むいてみます。

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むきました。(うー、ピントが合わないー。)

もう1枚葉っぱがありますね。でもその次には、蕾が覗いています。出蕾間近です。

ここからは、顕微鏡をのぞきながら、葉っぱをむきます。

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頂果房の最後の葉っぱをむくと、蕾が露出しました。

この蕾は、摘除します。

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蕾を摘除すると残る、塔状の物体。これが、2番果房の芽です。2芽あることが多いのですが、この株は1芽でした。

この芽の葉っぱを、1枚1枚むいていきます。

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2枚むきました。

もう1枚ですねえ。えいや!

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成長点が見えました。

3枚むいて、最後の1枚が成長点の横にありますので、内葉数4枚ということになります。

拡大します。

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デジカメの性能も、撮影者の腕もよくないので、分かりにくいとは思いますが、成長点はポッコリと膨らんでいます。

肥厚初期、もしくは中期ぐらいでしょうか。

毎朝よく冷えているので、花芽分化は進んでいると思われます。