僭越ながら、今年も懲りもせず書かせていただきます。

もう本当に、遊び心で気の向くままにおいしかった思い出を書き留めるだけですので、どうかお気になさらず馬鹿な奴だと素通りしてください。

今年も職人技を駆使した渾身の麺料理の数々、楽しませていただきました。ありがとうございました。

<殿堂> そば処 花野

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「梅おろし」。どのメニューも、どんな時も、絶対に期待を裏切らない確かな腕と、店員さんたちの気配りの利いた接客。完璧です。裏切るといえば、時々ひぃさんがGさんの追っかけで、このクソ忙しい時にいないことがあることぐらいです。

<1位> 手打ちうどん みのり

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「ざるうどん」。今年のうどんは、ここ「みのり」が最高でした。
打ち立て茹で立てのコシ麺を冷水でキュッと締め、茹で釜真ん前のカウンターで、ざるうどん4玉一気にすすり込む。つゆがまたうまい。

<2位> 月のうつわ

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「中華そば」。倉敷の新店。
これは、びっくりしましたね。コクのある無添加醤油味スープ。店員さんたちの、このラーメンが好き!という強い気持ちが伝わりました。

<3位> 三方らーめん おお田

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「麦そば」。三方らーめんご自慢の醤油味スープから脂分を抜き、和の具材を絡めた極めつけの一杯です。
1年前に、この裏メニューの存在を教えてもらい、おかしらといっしょにこのナイスなラーメンの進化を追いかけてきました。いまここに、岡山イチオシの和風らーめんとしてご紹介いたします。

<4位> 麺屋だご

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「醤油ラーメン」。麺硬め、醤油だれ少なめにて。
鶏ガラと魚介のWスープの良さには定評があり、26番の細麺とよく絡んで、相当なレベルの高さを誇るお店でした。それを、この研究熱心な大安寺高校出身の若き店主、さらに研鑽を重ね、麺を少し太めの(24番ぐらい?)さらに食感の良いものに変えるなどさらにグレードアップさせました。少し気になっていた「若干の塩辛さ」も、醤油だれ少なめにしてもらうことで、完全クリア。岡山おすすめラーメントップ3の一角です。

<5位> 手打ちうどん こちよ

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自家製手打ち。店の奥で、大将が踏んでおられます。昆布の効いた出し汁。太古の昔からグルタミン酸の旨味とともにあった、我々日本人の心を揺さぶります。
夜行ったら、たいてい麺は茹でたてで、しかも好きな天ぷらを注文受けてから揚げてくれました。かき揚げとイカがうまかったー。今年もっとも多く訪問したうどん屋さんです。

<6位> そば切り 來輪

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「細切りそば」。今年2月22日、ついにグランドオープンした若きご夫婦で営むそば屋さん。前年末オープンと聞いていたのに、いやー待った待った。
写真の「細切りそば」は、オープン直後におじゃました時の生粋十割、店主入魂の一盛り。ご覧になっただけで、どんなにすごい麺かわかってもらえると思います。

<7位> まるやのおおたさん

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「素めん」。表町のまるやの親爺さんの麺、全粒粉ブレンドでうまい。麺の良さを楽しむために、ぼくはいつも「素めん」です。親爺さん、元気でがんばってくださいよー。

<8位> 中華そば 万

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「尾道ラーメン」。自家製麺、無添加醤油味スープ。ぼくの中の、スタンダードなラーメンです。すごく好きです。

<9位> 火の車

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「油そば」。自家製平打ち縮れ麺。店長ひらめきの新作は、お店の代名詞となったチャーシューともやしとネギとニンニクを莫大な量ぶっかけて食べるスタイル。麺がいいので、何やってもうまいよね。

<10位> 百姓ラーメン

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ワッカファームラーメン開発事業部(?)謹製。長船福岡のイベントでいただきました。とても独特なラーメンで、何とも感想の申し上げにくい稀有感がありました。
あとになって、じわじわと効いてきます。また食べてえな。

以上、生意気なことを申し上げました。どうか、忘れてください。