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遠隔地へのイチゴ発送を注文いただくことがあるのですが、ヤマト運輸でたとえば宮城県へ岡山から送ると、2日かかって翌々日の到着となります。
出来るだけ新鮮なイチゴを食べていただきたいので、なんとか1日で届く方法は無いものかと、思案したりします。

そうしたところ、赤穂から送れば、宮城なら翌日着くよという衝撃情報が飛び込んできました。なるほど、赤穂なら関西ブロックだから、中国ブロックより1ブロック東になるため、南東北へは翌日午後には着くということか。

今日は、お客さんからの注文で宮城へイチゴを送る予定。今日もイチゴは少なく、受注残の注文がこなせなくて気が滅入りそうなので、気晴らしに赤穂まで行ってみようか。そうしよう。今日だけ特別です。いつもはできません。

というわけで、赤穂。
赤穂駅前が意外に大渋滞で、車が動きません。いつもは閑散としている駅前ロータリーで、人がごった返しています。そうだったのか。今日は12月14日。元禄15年、赤穂浪士の吉良邸討ち入りが行われた日(新暦なら1703年1月30日)。赤穂市では、赤穂義士祭の真っ最中。

赤穂47士について思うこと。
最近司馬遼太郎の「新選組疾風録」という本を読んで初めて知ったのですが、赤穂義士の吉良邸討ち入りが義挙としてもてはやされる一方で、討ち入りに加わらなかった浅野家家臣とその子孫は、冷遇され素性を隠すようにして漂泊の身となり、困窮を極めた者もいるという。
いつの世でも続く、行き過ぎたヒロイズムと言われなきバッシング。
吉良暗殺に加わらなかったのには、それなりに事情もあったのでしょうし、もう300年以上も経っているのですから、その人たちの救済と復権も同時にお願いしたいものです。(もうされているのかな。)

ともあれ、赤穂市のどこへ行っても車がいっぱいで、食事さえ思うに任せず、赤穂イオンで30分ほど買い物しただけでとっとと帰りました。

何やってんだか。