「Ｓｍｉｌｅ １２月号」に、こんなふうに載ってましたけど、「長船ＤＥ居酒屋ＳＴＹＬＥ 菜'ｓ」じゃなくて、「日韓創作居酒屋 菜'ｓ」になったんだろうか。
その菜'ｓ。夜メニューにラーメンができたことは知っていました。しかし、大変大変失礼ながら、居酒屋のラーメンだから冷凍食品を溶かしたものにちょっと毛が生えた程度に違いないと勝手に思い込み、これまでまったく眼中にありませんでした。
先日、晩ご飯をいただきに訪れた際、マスターがちょっと自信ありげで胸騒ぎを覚えたので、ダメもとで注文してみました。
そして、ついにベールを脱いだ、菜'ｓマスタープロデュースの異端創作らーめん。
「菜'ｓラーメン 男のしょうゆ」。
マスターが、定食にしてくれたので、ごはん（もりのくまさん）とサラダと漬物がついています。
ラーメンを一目見て、その神々しい姿にぼくはひれ伏し、これまで食べに来なかったことを謝りました。
とんこつしょうゆベース。菜'ｓマスターご自慢の地鶏だしの手法を取り入れ完成させた、他に類を見ない独創ラーメン。無添加です。ニンニク入り。
菜'ｓは照明が暗いので、いつもピントが合わなくてすみません。
麺は生麺ではなく、乾麺をスープとともに煮込んであるようです。細く硬く、実に好ましいタイミングで器に上げてあります。熱々で、厳冬期冷え切った体をほっくりと温めてくれます。
うまい。マスターの、変わり者的構想力に喝采。
礼法「全部飲み干しの儀」。これは、飲み干すべきです。
菜'ｓは居酒屋ですが、ラーメンだけ食べに立ち寄るのもＯＫです。岡山のラーメン人諸氏は、この冬ぜひ一度お試しください。ラーメンは夜だけです。
