岡山人でありながら、大手饅頭が嫌いでした。まったく価値が見いだせませんでした。 

 

あんなの、ただのアンコの塊じゃないか。甘ったるすぎて食べられない。どうしてこれが、岡山を代表する和菓子なのだ。いつも渋滞する雄町の踏切近くを通るたび、なぜこの会社が存続できるのか、不思議でなりませんでした。 

 

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しかし。しかしですよ。

 

昨日、「貰い物のおすそ分け」と言って母が持ってきてくれた大手饅頭に対し、「あっ、やった!ラッキー。」と思ってしまった自分を発見してしまったのでした。 

 

味覚が明らかに変化しています。新しいものより伝統的なものを好む心が頭をもたげています。 

 

おいしいじゃないですか。