総社~吉備路というところは、いつ行っても何度行ってもいいところだなあと思います。
のどかな田園風景が広がり、見はるかす水田はきれいに区画整理され、生産性の高さを物語る。
山陽道と岡山道の結節点であり、交通の要衝。東は大和につながり、西は九州につながり、北は出雲に通じる。
半端じゃない数の、古い歴史を感じさせる遺跡や神社が集結する、歴史ロマンがくすぐられる街である。古代天皇陵「造山古墳」をはじめとして、日本最古の巨大墳丘墓「楯築」、先日発見された国宝級前方後方墳「一丁ぐろ」など、考古学的にとんでもなく貴重な遺跡がそこらじゅうにある。
岡山県が県立大学建設地として総社を選び、全国制覇を目指すラーメンチェーン「塩元帥」が岡山出店の足がかりとして第1号店を出したのもこの地である。県都から離れているにもかかわらず、県全体や西日本を睨んだ場合の戦略的重要性は高い。
総社出身の女性を二人知っているけれど、二人とも情の篤さと人あたりの良さと凛とした力強さを兼ね備える。古代日本の内戦を終結させた卑弥呼的寛容さとリーダーシップを感じずにはいられない。
つまり、総社こそは、古代日本の首都であったことを推察させる地理的人的必要条件を十分に満たしているのである。
昨日は、娘が通っている高校の、「吉備路ウォーク」という遠足みたいな行事がありました。朝、娘に対して、「この吉備路こそが、古代邪馬台国があった場所なんだって。」という話を必ず1回はするんだぞと無理やり任務を背負わせ、送り出しました。岡山の高校生のあいだに、どれだけ邪馬台国吉備説が広がったでしょうか。







