9月の最低気温が低すぎます。8月下旬から数えると、最低気温が22℃を下回った日が11日もあります。猛暑との落差も激しいので、今年はイチゴの花芽分化が著しく早いことが予想されます。 

 

今日、顕微鏡を使って2回目の花芽検鏡をしてみました。 

 

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 苗を準備します。 

 

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 外葉を取って、中心の未展開葉だけにします。この状態から5枚、 顕微鏡を使って葉っぱをむいていきます。 

 

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4枚むきました。ここまではなんとかできます。 

 

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 最後の1枚をむくのが厳しく、困難を極めます。カッターナイフの先が、ガタガタふるえます。今のわたくしの技術では、この5枚目をきれいにむくことはできないので、 葉っぱを背中側にエイヤっと倒します。 

 

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成長点が見えました。丸くふくらんでいるのがわかります。ここが平らなら未分化ですが、これだけふくらめば肥厚初期、つまり花芽分化が始まっています。 

 

もう1株。 

 

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 うーん、これも肥厚初期?(普及指導センターに画像見てもらいました。)

 

9月10日すぎにこれぐらいの花芽ステージだとちょうど良いのですが、これでは早すぎます。えらいことです。 定植を早くしないといけないし、イチゴの収穫開始も相当早くなるため、管理作業大忙しの秋になります。 

 

とにかく、えらいことです。 

 

(検鏡がそれなりにスムーズにできたと誤解されるような書き方をしておりますが、10株検鏡して成功したのはこの2株だけです。8株のみなさん、ごめんなさい。)