アヒルを無事に送り出し、メリーベリーの関心は9月中旬に予定しているイチゴの定植に移ります。9月10日過ぎまでにイチゴ苗の花芽分化を誘導し、花芽分化を確認したらすぐに定植に取り掛からなければなりません。息詰まるような9月前半がイチゴ生産者を襲います。 

 

それにしても、こんなに雨続きで、本圃の定植準備はちゃんとできるんだろうか。とりあえず1回、元肥施肥後の耕起は済ませてあるのですが、まだ整地していないし、できればもう1回耕起したあと植え穴を開けたい。でも土が乾かなければ、どうしようもありません。 

 

今日は、検鏡の練習をしました。 

 

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実体顕微鏡を使い、葉っぱを5枚ぐらい(苗の中心に見えている一番新しい未展開葉から数えて)むいていって、その奥の小さな小さな成長点を確認します。 

 

1株目は、株が小さすぎて何が何だかわからなくなり、案の定失敗。

 

2株目は、うつろな心で取り掛かってしまったがために、2枚目をむくときに成長点ごと全部もぎ取ってしまうという大失敗。

 

全神経を集中させて取り組んだ3株目。4枚目まで順調にむけました。しかし5枚目はあまりに小さく、経験の乏しいぼくにはとても難しい。運を天にまかせるしかありません。エイヤ! 

 

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これで倍率は、うちの顕微鏡めいっぱいの44倍。60倍ぐらいまでいけたらもっとやりやすいのかもしれませんが、ぜいたくは言えません。 

 

画像の中央、黒い破片が乗っかっているのが6枚目の葉っぱの赤ちゃん。その左側の平べったい部分が成長点ではないかと思うのですが、どうでしょうか。

 

全然膨らんでいないので、未分化です。こんな時期に分化していたら困るので、未分化で十分です。 

 

ここでもう1株!などと欲張ったら、きっと失敗の山を築いてしまって終われなくなるに違いないので、今日はこれで打ち止め。また今度。