ぼくが中学生の時、剣道部の顧問だった岡本耕三先生は、吹奏楽もできるマルチタレント先生でした。ぼくらが卒業したあと、剣道部顧問を別の先生に譲って吹奏楽部の顧問となり、生徒たちの指導に当たられていたそうです。

 

最近で言えば、邑久中剣道部から岡山学芸館高校吹奏楽部に転身して楽器の道に進み、大活躍をしている演奏者を2人知っています。どちらも、ぼくが所属していた邑久剣道スポーツ少年団の剣士でした。

 

それからもう1人、高校まで続けた剣道からキッパリと足を洗い、この春から大学の吹奏楽部でクラリネットを吹いている男がいるようです。その男も、邑久剣道スポ少出身です。

 

ぼくの狭い剣道ライフの中でのわずかなサンプルデータに過ぎませんからどうってことないんですけど、「偶然」で片付けてしまうには不思議すぎる感じがしないでもありません。もしかしたら、脳の中の剣道をつかさどる部分と吹奏楽をつかさどる部分は、ある程度重なっているのではないかと思ったりするんですけど、違いますかねー。

 

その男、今日のこの時間、演奏会でクラリネットを吹いているらしい。

 

おもしろいのう。