10月25日の記事に書いた、献血の際にしてもらった血液検査の中の「脳天ブチ抜かれそうな数値」というのはこれです。
グリコアルブミン(GA)値というのは、直近2週間の血糖値の推移をあらわすもので、16.5以下が標準値ですが、15.9以上で要注意、18以上が糖尿病領域ということらしいです。それが、「30.2」ってどういうことよ。
相当程度の重い糖尿病であることは間違いありません。数値を見た瞬間、体が硬直して心臓がバクバクしました。
思えば、今年3月頃から突然の頻尿多尿に苦しみ、疲れやすく、最近は目もかすんできたよなあと振り返り、あれは糖尿病の症状だったのかと思い当たる。早急な対応が迫られました。
こういうこともあろうかと、有事の際には門を叩こうと思って、インターネット上でチェックしておいた「ある食事法」があります。その食事法のプログラムを即日購入、ダウンロードして熟読。翌日から「闘病」は始まりました。
病院に行けば、糖尿病と診断されて、薬を飲まされ、治るあてのない「治療」が延々と続くことはわかりきっています。そんな暮らしは嫌です。座して死を待つより、納得のいくまで武器を持って戦おう。それがわたくしの選択です。おのれの命・存亡をかけた戦いとして。
残念ながら、守秘義務があるので、この「ある食事法」について、プログラムの内容をここに書くことはできません。従いまして、プログラムを1ヶ月間ほぼ忠実に実践した途中経過のみ、ここに書かせていただきます。
血圧が下がる
プログラム実践前は、降圧剤を飲まなければ『160以上/100以上』という高血圧状態で、医師から処方された「ディオバン」という薬を毎日飲んでいました。
それが、たまたまプログラム開始前日に薬を飲み忘れ、もうこの際面倒なのでそのまま飲まずにプログラムを1ヶ月実践しました。
そしたら、初日に突然『150以下/100以下」という数値が出てびっくり。1週間後には『140以下/95以下』まで下がってしまいました。これで面白くなって、プログラムが続けられたという側面かあります。
最近は、こんな数値が当たり前のように出ます。
高血圧症ではなくなり、降圧剤は必要無くなりました。
体重が減る
プログラム実践前は、77kg代の体重でしたが、2週間でみるみる下がり、70kgを切りました。それからは下がり方が鈍化し、今は68kg代で安定しています。これは25歳頃の体重なので、たぶんこれぐらいが自分の体に合った体重なのではないかと思います。
つまり、1ヶ月で9kg減量したということです。体が軽くなったせいか、腰痛も軽減され、毎年11月の激務に耐えられず駆け込んでいた鍼灸院へも今のところ行かないで済んでいます。
血糖値が下がる
さて、いよいよ本丸の血糖値ですが、これは自分では測れないので、11月27日まで待って、病院で検査してもらいました。
プログラム2日目には、悩んでいた頻尿多尿がピタリと治まり、体調が次第に良くなっていくのが実感できていたので、ある程度の自信を持って検査に臨みました。
その結果が、これです。
血糖値「101」。標準まで戻しました。ただし、これは、高い数値が出て薬が出ても困るので、検査直前にちょっと小細工した数値ですので、ホントはもうちょっと高いかもしれません。
中性脂肪「59」なんてすごいなあ。「40~150」が標準値なのに、「457」だったこともあるんですよ。(と、無邪気に喜ぶ。)
HbA1c値が高いので医師からは糖尿病だと言われましたが、HbA1cこそ、1ヶ月~2ヶ月前の状態を反映する数値ですので、まさしくその頃は血糖値が高かったことを物語る数値です。1ヶ月で劇的に改善されたということは間違いないだろうと思っています。
以上、この1ヶ月にわたくしの体に起こった変化を記させていただきました。難しいことをしたわけではありません。食べ方を変えた、何をどう食べるかを変えたというだけのことです。
こんな自分の恥さらしな話を暴露するなんて頭おかしいんじゃないのという声も聞こえてきそうですが、同じ悩みを抱えている方もおられるでしょうし、わたくしはみんなに健康でいて欲しいので、ここに書かせていただきました。稚拙ながらも、食の安心安全について考え、自分なりに食べ物の大切さを訴えてきた身として。
まあ、ご参考までに。
戦いは続く。









