邑久剣道スポーツ少年団の指導者を、引退させていただくことになりました。

年齢も重ねてきたし、日々の農作業で体はガタガタ、もう剣道ができるような状態ではありません。それに、そもそも「指導者」なんぞおこがましい身の上。この辺が、去り時と思います。

これからは、剣道好きな地域のおっさんになって、少年剣士たちを応援していこうと思います。

思い返せば、わが子が小学校3年生で剣道を始めた時、子どもたちの練習台にでもなれたらいいと願って、大学の時に買った防具を引っ張り出し、新しい39の竹刀を買って再開した剣道。8年4ヶ月の間にたくさんの子どもたち、保護者の皆さん、指導者の先生に出会え、とっても有意義で思い出深い時間をいただきました。

特に、剣道下手だったわが子が、6年生で初めて対外試合勝利し、中学校ですごい仲間に囲まれてどんどん変わっていく姿に、指導者目線で向き合うことができたのは、忘れがたい思い出です。

みなさん、ありがとうございました。

わが子が中学校を卒業し、スポ少を卒団し、娘が中学生になって吹奏楽部に入り、家庭の環境が激変する中で、自分の中での剣道の位置づけもどんどん変わっていきます。ひとは、1日たりとも同じ場所にはいない。そんなこと、思っています。