昨日今日と続けて表町~県立図書館周辺に出没しておりまして、まとめて行きゃいいと思うんですがなんとも予定の組み合わせがうまくいかず、今日もこうしててくてく歩いているわけなんです。
久々のとりそば。何年ぶりだろう。
この奇跡みたいなラーメン屋さん。今日も僕の味覚中枢にカウンターパンチ3連発食らわされ、意識朦朧として夢うつつにお店を出ることになりました。
1発目 店内の香りがよい
お店に入ると、何とも言えないだしのいい香りが充満。味覚中枢のボルテージが高まる。
実は先日オープンしたばかりのラーメン屋さんに「半額」という文字に誘われて入った時、自動券売機の前で店内のあまりの悪臭に閉口し、何も買わずに逃亡したばかり。
このなんの混じりけもないいい香りに包まれて、幸福感のうちに席に着く。
2発目 ラーメンがうまい
とりそば
久々にお目にかかる、見た目にも美しいこの一杯。思わずにやけて口元が緩むのを必死で抑える。
麺硬め
有無をいわせぬ完璧な平打ち細麺。ひとくちすすると、恍惚感で満たされる。余分なものを感じない、あっさりと上品に、しかししっかりとからむスープがうまい。食べ進むうちに、高まってくる絶頂感と、麺が無くなっていく悲しさが胸を打つ。
3発目 作り手がかっこいい
この時間帯は、厨房に女性がひとり。細身で美しく、ラーメン作りからお会計までクールに無表情にテキパキとこなす。見事な手さばきとともに、少し伏せ目がちな目線の動きとか仕草がかっこいい。この洗練されたラーメンのイメージにぴったりだ。
お会計時に、「うまい!体が震えるぐらいうまいですね。」と話しかけたら、やっと笑ってくれた。
感動の一杯でした。









