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写真のように、通路を広く取り、うねを板で垂直に土留めして固定した形でイチゴを作っています。2000年に1棟施工し、翌2001年に2棟、2007年に1棟施工して、4棟すべてに導入しています。

ここ何年か、イチゴ栽培が難しくなってきました。秋に極度の水不足になって2番果房の花に障害が出たり、株が栄養成長に傾きすぎてしまったり。とても苦心しています。

この「苦心」の原因について、悩みに悩んだ結果、ある仮説にたどり着きました。すべての状況証拠は、この仮説を補強します。

すなわち、うねを立てっぱなしにして、表層10㎝のみを管理機で耕起するだけの栽培ですから、それ以下の土は年月の経過とともに作土として機能していないのではないか、ということです。水や肥料を保持し、根を深く張らせる物理性を持っていないから、どれだけかん水しても水は地下に流亡し、表層にとどまる根は根の役割を果たせない。その結果、植物体は乾燥しやすくなるし、地下部が充実しないから地上部ばかりに伸びていくことになる。

10年にもなってくると、うね立てっぱなし栽培は限界なのかなと思います。でももはやこの形を崩すことはできないので、せめて来年は何とかして深耕し作土の物理性を改善する必要があるのでしょう。

「やっぱり深耕しないとダメだ」と口癖のようにつぶやいていたら、妻が「信仰」と勘違いして、夫の行く末を心配していたらしい。