邑久中の卒業式がありました。事ここに至ってもイチゴはほとんど無く、もう潔く収穫を休みにして朝から保護者席の一番前に陣取りました。
たっぷりと泣かせてもらいました。みんな成長したなと思う。保育園の頃から見ている子どもたちもたくさんいるけど。
わが子がいるから言うのではありません。この学年はすばらしかった。校長先生が「3年生が模範になるのが理想。まさにその通りの学年でした。」と言ってくださったように、また学年主任の先生が「もし可能ならもう一年この学年を持ちたい。レベルの高いこと、新しいことにどんどん挑戦した生徒たちでした。」と言ってくださったように、それぞれが高い目的意識を持ち、学校行事に部活動に意欲的に取り組み、記憶にも記録にも残る成果を上げたと思います。生活態度が乱れてしまった生徒が一人もいない、絆の深い学年でした。この学年の保護者であったことを誰かに誇りたいような、そんな思いを抱かせる子どもたちでした。
支えてくださったみなさん、ありがとうございました。卒業したらみんなそれぞれの道へ進むけど、こいつらのことだから、高校へ行っても必ず活躍してくれるものと思います。
卒業式、最後のホームルームのあと、格技場の前に集まって、剣道部の先生にお礼とお別れを告げました。先生にしごいてもらって、今年の剣道部は本当に強かった。強いだけじゃなく、練習態度、試合態度、礼節、どれをとってもレベルの高いチームでした。邑久中剣道部の歴史に名を残す、ドリームチームだったと私は思っています。
剣道部を支えてくださったみなさん、ありがとうございました。高校での活躍も見ていてください。
先生にそっと聞いてみました。8月の岡山県勝ち抜き大会のことです。わが子は緊張性で初戦がいつもガチガチ、この日も初戦はあえなく2本負け。でも先生はわが子に懇々と話をした後、あろうことか準決勝・決勝の大事な試合にわが子を先鋒で起用したのです。勝ち抜き戦の先鋒は絶対に負けてはいけない、敵も相当強い選手を配置してくるポジション。でもあいつは重圧をはねのけて戦い、勝てはしなかったけどちゃんと引き分けを取りました。相手のポイントゲッターをつぶし、優勝へ向けた最低限の仕事をしました。過去のわが子の試合の中では、この2試合が最高だったと思います。何故、先鋒に?ということです。先生の答えは「気持ちの問題だから。気持ちが前に出ているときはそう簡単に負ける選手じゃないから。先鋒で思う存分暴れてもらいました。」先生の判断のおかげで、大舞台での経験と自信、思い出をいただきました。これもありがとうございました、です。
今年の卒業生164名の中に、小学校時代に農業少年団に来てくれていた子が14名います。そう言う意味でも私にとって思い出深い学年です。その中の一人のお母さんが、こんな話をしてくれました。
「農業少年団がよかったから、子どもが農業に関心を持ち、チャレンジワークでは農家で職場体験をし、高校は自分で農業高校を志望して自己推薦で合格したんですよ。」
私のしたことが、誰かのために役立っているなんて思わない。でも憶えてくれているのは本当に嬉しいし、自分で夢を見つけて自分でちゃんと選択するぐらいたくましく成長してくれているのは感動です。私の方こそ、素敵な子どもたちに関われて幸せでした。これからも輝いてほしいです。









