夕方、親父たちのやってる田んぼの防除にかり出される。風が強かったので止むのを待ってから始めたら、最後は真っ暗になった。

機械を背負う親父の足元はおぼつかない。70代も中盤、体が弱っているのはよくわかる。代わってあげたいと思うけど、イチゴの定植を控えたこの時期に、あんな薬まで含めると何十㎏もある機械を背負って田んぼの中を歩いてもし腰をやったらと思うと怖くて代われない。結局は、薬を補充したり、機械を少し支えたりの補助的な仕事しかできなかった。

アヒル田の草取りに少し入って以降、腰が痛くてなかなか回復しない。イチゴの堆肥入れの作業も加わったからよけいに悪い。
こんなんじゃあ、稲作はやっていけないよな。地域の稲作どころか、自分ちの稲作維持していけるのかさえ怪しく、将来が見通せない。

農業を支えるマンパワーの減退をリアルに感じます。