高校・一般の部、邑久剣道スポーツ少年団Aチームの先鋒で出場しました。
気がついたら30秒どころか、たぶん2分以上戦っていました。もしかしたらこのまま引き分けに持ち込めるんじゃないかと、淡い期待を抱いたんですけどね。とにかく体力が続かなくて、つばぜり合いでフッと息をついた時に見事に引きメンを決められ、もう打つ手が無くて思い切ってメンを取りにいったらこれまた見事なコテを返されました。これで最後。
試合が終わったあと、対戦相手の方と交わした「ありがとうございました」「参りました」の言葉もすがすがしく心地よい。今日の試合は、楽しかったです。絶対勝たないといけない!というプレッシャーとは無縁なところで、無心に全力で戦う試合の快さ。こんなの初めての経験かもしれないね。
我がチームの結果はと言えばですね、次鋒欠員で不戦敗。でも中堅・副将がなんと2本勝ちしたので2-2で大将戦にもつれ込んだのです。すべては広島から駆けつけてくれた大ちゃんの肩にかかる。でもあえなく2本負け。期待と歓声がため息に変わる。ごめんね、先鋒が引き分けていれば、史上初の初戦突破だったかもしれないな。
どんな試合であったとしても、あの時ああしていればとか、もっと何か方法があったんじゃないかとか、後悔のトゲが胸のどこかにチクリとささっていますね。まるで遠い日の青春の思い出のように。(*^_^*)
剣道を自分なりに熱く追いかけた夏でした。
凄む気合い 打ち合う竹刀 拍手の音
夢と去りゆく 夏を惜しむ オソマツ