この前妻がある人からこんな話を仕入れてきました。ご長男を大阪の専門学校に行かせているその人は、学費と生活費諸々で年間300万円仕送りしているとのこと。
さんびゃくまんえん!?なんだか天文学的数字に思えて、もうびっくり。世の中すごいことになっているんですねえ。
私が愛知県立大学という極めてマイナーな大学に入学した1981年当時の国公立大学の学費は年額18万円。入学金もたしか9万円だったような気がする。学生時代に住んだ名古屋のアパート代は10000円~18000円だったし、学食のコープランチは280円だった時代で、仕送りは学費別の6~7万円でなんとかやっていけたと思う。大都市圏の中でも名古屋は格別に安かった。それでも親から仕送りもらうなんて!と苦学生から批判され、アルバイトで生活費を稼ぎ、大学行かずにバイトに明け暮れた頃は月収が10万円を超えてほとんど仕送りがいらなくなったりして・・。社会人になって初めての給料は、学生時代より下がったんですよね。(脱線。)
調べてみると、今の国公立大学の学費は53万円ぐらい、私学は学科によって違うけどだいたい100万円弱ぐらい。名古屋でももうさすがに1万円台で住めるアパートは無いんだろうなあ。
あの頃はお金なんて親が出すのが当たり前と思っていたけれど、今頃になってやっと苦労かけたんだなとわかる体たらく。自分もそうさせてもらったから、我が子も大学行きたいと言えば行かせてやりたいし、一人暮らししたいと言えばさせてやりたいと思うけど、金策には苦労しそうだぞ。