DVD ¥2,352

誕生日の自分へのプレゼントにと注文し、今日入手しました。セブンアンドワイに注文してセブンイレブンで引き取れば、送料も振り込み代もかからない。いいシステムですね。

このコンサートが行われた1985年7月27日の夜、私はつま恋会場の激しい熱狂の中にいたのです。23歳の時、名古屋時代、アルバイト先の営業の後藤さんと拓郎つながりですっかり盛り上がり、近ツーかなんかのツアーに申し込んで連れて行ってもらったのです。チケット代¥4,500、ツアーでも¥7,000ぐらいじゃなかったかな?安かったね~。

オープニングの「悲しいのは」が始まった時はまだ夕方明るかったのに、アンコール最後の「明日に向かって走れ」が終わった頃にはもう夜は白々と明けていたというオールナイトコンサート。あっという間に過ぎたすばらしい夜でした。

このコンサートですごく憶えているのが、アルフィーが登場した時のこと。予想どおり会場は帰れコールの嵐。しかしここで坂崎氏は拓郎の「人間なんて」の替え歌で「インゲンなんてエンドウ豆みたいだ」という歌で爆笑を誘い、帰れコールをねじ伏せたのでした。聴衆の方もいい気なもんで、帰れコールしたこともすっかり忘れ、喜んで唱和し踊っていました。拓郎を好きということにかけては会場の中の誰にも負けないという坂崎氏のすごみを感じさせた出来事でした。「このコンサートを最後に音楽活動をやめるなんて拓郎は言ってるけど、以前にももう昔の唄は歌わないなんて言いながら知らん顔してすぐ歌い始めたことあるから、そんなの嘘に決まってる」という歌詞の歌も歌って会場の共感を呼んでいました。

このころの拓郎が好きなんです。特にこのDVDに収録されている「大阪行きは何番ホーム」や「7月26日未明」などにはホントにしびれていましたね。

嫌なことがあったり、節目を迎えたりした時には、このコンサートに戻って来たくなるんです。